
NPOオンラインセミナー
第10回 12月9日(金)18時より
講演者 岩崎俊樹 教授
東北大学名誉教授、日本気象学会元理事長
講演タイトル 「気候変動と異常気象」
NPOオンラインセミナー
第9回 9月7日(水)18時より
講演者 伊藤 邦明 先生
㈱伊藤邦明都市建築研究所 代表取締役
東北大学名誉教授
講演タイトル 「地域空間の創造 ―誰がどうやって進めるかー」
来る6月27日月曜日午後6時より科学協力学際センター 令和3年度定時総会をオンラインにて開催致します。
今回も新型コロナウイルスの感染拡大防止という観点から、前年度と同じ要領の「書面表決」にて行いますのでご理解をお願い致します。
総会終了後に㈱ネッツ 技術開発本部長 東野和幸氏より「民間ベースのロケット及び衛星開発の現状と課題、見通しは」と題して学際科学セミナーを開催予定です。
NPOオンラインセミナー
第7回 3月28日(月)18時より
講演者 樋口 秀男 教授
東京大学 理学系研究科物理学専攻 教授、生物普遍性研究機構 機構長
講演タイトル 「地球外に生命は存在するか?」
*樋口先生は2007年まで東北大学先進医工学研究機構に所属され、ナノバイオサイエンス、分子生物学がご専門で、世界に先駆けて分子モータの研究などでご活躍です。
ご講演では1。の温暖化のしくみで、温暖化は地球が太陽光を吸収して温まり地球からは赤外線が放射されるエネルギーバランスで決まるが、大気中の温室効果物が増えると温度上昇に傾く、との説明がありました。そして気候変動についてはノーベル賞を受賞された真鍋先生が簡単なモデルを発表され、実際の値に近い結果が得られたとの説明もありました。2。の気象変動の監視と予測では、1958年に米国大気海洋庁のKeelling博士が数年の観測で二酸化炭素濃度が増えていることに気付いたことから徐々に認められるようになり、2000年には気温が1度程度上昇したとする観測結果も示されたりして気候予測、気象予測の研究が盛んになったなどの紹介がありました。続いて気象変動については3。の異常気象、4。の集中豪雨などへの影響の話があり、具体的に日本における計算結果や予測が図示されました。最後に5。の気候変動対策では、緩和策は国際社会で、適応策は地域社会で、考える必要があるとのことでした。国内では日本海側は梅雨、太平洋側は台風の影響が甚大となり、東北地方について優先すべき対応策として集中豪雨への防災対策があげられるとのご指摘です。